自賠責紛争処理機構へ申請していたPTSDに対しての後遺障害等級に関する結果がかえってきた。
同時期に2件申請したが、いずれも14級で変更なし。
(1件は自賠責紛争処理機構に申請する前に非該当から14級へ認められている。)
2件ともフラッシュバックによる過呼吸の症状が重く事故から数年経過しても職場復帰出来ない状態。一件は産業医から職場復帰の許可がおりない状態だ。
PTSDとは『非器質性の障害』とされるもので、その原因が画像等で他角的に証明ができないため、等級認定が難しいとされてる。
それだけに医学的に立証が難しいため、客観的判断材料が求められる。どのような事故であったか?①死んでいたとしてもおかしくないようような大きな事故であるか?それに②加えて怪我がどの程度であったか?この2点がポイントで、症状は二の次のようである。
少なくても私の経験則ではそのように思う。
一方はトラックどうしの正面衝突の事故、一方は横断歩道で親子で横断していたところを信号無視の車両に跳ね飛ばされ数メートル飛ばされる事故。これでも死に直面するような事故ではないという判断であった。理由は怪我の程度が軽いということ(そのように読み取れる)。
なんか釈然としない。
どうやら自賠責も労災もPTSDについては積極的に認めようとする姿勢がみられない。否定の理由があまりにも抽象的で一般医学的な根拠であり、明確ではないため説得力に欠ける!
私は思う。PTSDでお悩みの方は、まず14級をとって因果関係を明らかにした上で、裁判をした方がいいと思う。自賠責や労災にはあまり期待してはいけないと。
PTSDのご相談も随時受け付けております。
因果関係がないなどで非該当の方、また上記①②をクリアしてるにも関わらず認められない方、あるいは14級のままの方、ご相談下さい。
次回無料相談会
11月30(水)