むちうち損傷

むちうち損傷

【相談事例】
・首の痛みや、手のしびれがあるが、後遺症認定になるか不安
・自覚症状はありますが、他覚的所見は正常です。後遺症認定になりますか?

交通事故による外傷は、主に打ち身・捻挫・骨折・頭部外傷などがあります。
その中で、もっとも代表的な傷害で賠償上の問題を多く含むのが「むち打ち損傷」です。
一言に「むち打ち損傷」といっても、症状は多様で、軽視されがちなところもあります。
「むち打ち」といった言葉はよく聞きますが、症状によって病態が分かれます。
ここでは代表的な病態のご説明をさせていただきます。

脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症

■脳脊髄液減少症とは
体内で脳と脊髄の周囲を満たす「脳脊髄液(髄液)」が減り脳神経が失調をきたして、体の不調が長期間続く病気が脳脊髄液減少症と呼びます。
多くは交通事故によるケガに起因するものですが、階段などでの転倒やスポーツによる外傷、出産なども原因になると言われています。
自然治癒するケースもございますが、何十年と症状が続く場合も確認されています。

■主な症状
主な症状として、頭痛や首の痛み、めまい、立ちくらみ、手の痺れ
などが典型的な症状です。
これらの症状は、外傷などがもとで脳を外部の衝撃から守る脳脊髄液が漏れ出し、脳が頭蓋骨の底などにぶつかるために起こると考えられています。
また、外見や一般的な検査では異常が見付かりにくく、単なるむち打ちで済まされることも多いです。

バレー・リュー症候群

■バレー・リュー症候群とは
椎骨神経(頸部交感神経)の刺激状態によって生じ、頭痛やめまい、耳鳴、視障害、嗄声、首の違和感、摩擦音、疲労感、血圧低下などの自覚症状を主体するものと定義されています。しかし、発生原因に関しては定説が確立されてそれおりません。

■主な症状
事故後3ヶ月ほどでよくなるはずのむち打ち症が、それ以上経過してもよくならず下記のような自律神経系の障害が起こります。

(頭痛・めまい・発汗・耳鳴り・季節変わりの目の不調・眼精疲労・顔面紅潮)

外傷性胸郭出口症候群

外傷性胸郭出口症候群

■外傷性胸郭出口症候群とは
胸郭出口とは
「鎖骨と一番上の肋骨の間にある隙間」のことをさし、この隙間が狭くなることによりそこを通っている神経や血管を圧迫するために
肩・腕に様々な症状が出るものです。

■主な症状
「手を上にあげると痛みが起こる」があげられ、症状として多いのは「肩や首のこり・痛み」「腕から手にかけての痺れ」「腕のだるさ」などがあります。
又、血管が圧迫されている場合は血管が圧迫されることにより「手指の冷感」「指先が蒼白・紫色」になることも確認されています。
特になで肩の女性に多くみられる傾向があるともいわれ姿勢の悪さや精神的なストレスが加わると起こりやすいとも考えられています 。

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