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むちうちの症状は残っているのに『MRI検査で異常なし』といわれた。

交通事故のケガでの多くは頸椎捻挫で、『むちうち』といわれるものです。

このケガは、自覚症状にたよるところが多く、後遺症認定が難しい部類といわれています。レントゲンで骨折なし。MRIでも外傷性がないなどで客観的な判断材料が乏しいことが原因といえます。

また年々MRI画像上異常がない場合は特に認定が難しくなっているようにもうかがえます。様々な事情が考えられますが、弁護士特約の普及で依頼者が気軽に弁護士や行政書士に依頼することができ、後遺障害の異議申し立て制度の活用が活発化したことにより、自賠責の財政が圧迫している(ここ10年で2回くらい保険料は上がっています。)こともとつの要因かもしれません。

とはいえ、被害者にとっては症状が残っていることについて、何らかの形で補償をしてもらいたいのが本音だと思います。

それには、事故後早期に病院にかかり必要な治療を継続的に続けることが最も重要といえます。それに並行して、専門家に相談することです。

『むちうち』では、画像上、特段の異常が認められない場合が殆どです。症状とのギャップに苦労をされることがありますが、経験豊富な専門家に相談することで安心できることは多いといえます。

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